企業のホームページ作成費用。3つの変動理由やCMS活用のメリットもご紹介
ホームぺージを作成したいと考えたときに、気になるのは「作成費用」。ホームページの作成費用はホームページの種類や規模、依頼先によって大きく変動します。自社で作ろうとしているホームぺージを理解し、適切な依頼先を選ぶことで、自社に最適なクオリティと費用でホームページを作成することが可能です。
本記事では、ホームページ作成にかかる費用と、価格が変動する理由などをご紹介します。また最後には、費用を抑えたい場合に活用できるCMSについても解説します。
ホームページを作成するならCMSの導入がおすすめ。CMSを導入することで、ITに不慣れなスタッフもページの更新や管理作業ができるようになります。
弊社シフトが自社開発したCMS「SITEMANAGE」は使いやすさにこだわった管理画面が大きな特長。その他の特長や大まかな費用については、こちらの資料で詳しく説明しています。
目次
ホームページ作成費用は何で変動する?
ホームページの作成費用は、主に「依頼先」「サイトの種類」「サイト規模」で変わります。
依頼先は、ホームページ作成を依頼する会社や個人事業主で、依頼先の規模によって作成可能なサイトが違います。サイトの種類には「コーポレートサイト」「ECサイト」などがあり、サイト規模が大きいほど高額になるのが基本です。また、独自のこだわりや必要な機能などによって、費用が変動することもあります。
依頼先のスキルによっては対応できない可能性もあるため、自社で作成するサイトの種類と規模から、おおよその相場を知り、適切な依頼先に発注することが大切です。
1. 「依頼先」で変わる作成費用
ホームページ作成の依頼先は、主に「フリーランス」と「制作会社」の2つです。また制作会社は「中小規模」と「大規模」に分かれ、それぞれ対応可能な内容や費用が違います。ここからは、各依頼先の特徴と作成費用についてご紹介します。
フリーランス
ホームページを作成する際には、フリーランスに依頼する方法があります。フリーランスとは、企業などに属さずに独立して仕事を行う業務形態です。Webデザイナーやエンジニアにも、フリーランスとして活動する人が多くいます。厚生労働省の職業情報提供サイト「jpbtag」によると、Webデザイナーはおよそ6割、エンジニアはおよそ3割~4割がフリーランスです。
(出典:Webデザイナー - 職業詳細 | job tag)
(出典:システムエンジニア(Webサイト開発) - 職業詳細 | job tag)
フリーランスに依頼するには、人から紹介してもらう、受注者のホームページやSNSから連絡するなどの方法があります。近年では、フリーランスのスキルや実績が分かりやすく、全国から適した人材を簡単に探せるクラウドソーシングサイトで依頼する例も増えています。
費用と特徴
フリーランスにホームページ作成を依頼した場合、規模にも因りますが、およそ10万~20万円前後が相場です。後述する制作会社に比べて費用が安いため、とにかく費用を抑えたい場合には、フリーランスが向いているでしょう。個人で動いているため、納期や修正なども融通が利く場合が多いです。
一方で、法人に比べると信用度は下がります。想像していたクオリティにならなかったり、連絡が取れなくなったりなどのトラブルが発生することも考えられます。特に面識のないフリーランスに依頼する場合には、実績や他からの評価などをよく確認してから依頼するようにしましょう。また細かなルールを設定した契約書を交わすことも大事です。
中小規模の制作会社
一般的なコーポレートサイトや、中規模程度のECサイトなどを作成する場合には、中小規模の制作会社に依頼するのが向いています。Web制作会社において「中小規模」の明確な定義はありませんが、一般的に従業員数が100名未満の会社を中小規模と呼ぶことが多いようです。
フリーランスよりも体制化されているため、ある程度大きなホームページでも対応できます。企業の業種やスキルによって得意分野が違うことがあるため、自社が目的とするホームページが作れるか、ホームページなどを見て確認しましょう。
費用と特徴
中小規模の制作会社に依頼する場合、作成費用は数十万~300万円程度です。複数人で作業を行うため、フリーランスに依頼するよりも規模の大きなホームページが作成できます。制作遅延などトラブルの心配も少なく、ディレクターが要件を聞き取って、自社の希望を汲んでくれる点もメリットです。
一方で、フリーランスと比較すると費用が高めで、更新作業などにも費用がかかる場合があります。事前に各作業にかかる費用を把握しておくことが大切です。
大規模の制作会社
独自機能やこだわりのデザインを求める場合は、大規模の制作会社に依頼するのが向いています。大規模な制作会社は従業員が多く、実績も豊富で信頼度が高いです。企業によっては、広告代理店を兼ねていることもあります。大規模なサイトにも対応でき、運用のサポートなども充実しています。
費用と特徴
大規模の制作会社に依頼した場合、システムや規模で大きく相場が変わります。最低でも100万円程度、規模によっては1000万円以上かかる場合もあります。ただホームページを作るのではなく、Web集客などのマーケティングなども相談できる利点があります。
一方で、中小規模の制作会社と比較しても作成費用はかなり高額です。ディレクションなどの費用はもちろん、広告代理店として引き受けて、制作を外部に依頼をした場合には、仲介手数料なども上乗せされる場合があります。
2. 「サイトの種別」で変わる作成費用
ホームページは、サイトの種類によっても費用が変わります。現代ではさまざまな種類のホームページがありますが、ここでは「コーポレートサイト」「ポータルサイト」「ECサイト」「会員制サイト」の作成費用をご紹介します。
会社紹介用のコーポレートサイト
コーポレートサイトとは、会社を紹介するためのサイトです。顧客や取引先、投資家などに自社の情報を発信し、自社を知ってもらう役割を担っています。主に掲載されるのは、会社概要や企業理念、サービス内容、IR情報などで、関係者全員の閲覧を対象にしていることが特徴です。
近年ではSNSを活用して集客を行う企業も増えていますが、短期的な情報はSNS、長期的な情報はコーポレートサイトなど、掲載する情報を分けている企業も見られます。
企業の「顔」となるサイトのため、なるべく企業の個性が分かるようなデザインが望ましいです。同時に見やすく分かりやすいUIを心がけましょう。
コーポレートサイトを構築する場合の大まかな費用は下記のようなイメージです。
- 特にデザインのこだわりがない:20万〜50万
- デザインにこだわる:50万〜300万
- 集客やブランディングもこだわる:300万〜
コーポレートサイトについては別の記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
集客用のポータルサイト
ポータルサイトとは、Webの「入口」となるサイトです。検索機能を備えていて、ニュースや天気などの情報が集約されており、ユーザーは基本的にポータルサイトを介して他のホームページにアクセスします。代表的なポータルサイトは「Google」や「Yahoo!」です。
ポータルサイトには複数の種類があり、GoogleやYahoo!など、さまざまな情報を集約したポータルサイトは「総合型ポータルサイト」と呼ばれます。この他にも地域情報を集約した「地域型ポータルサイト」、一定の分野のみの情報を集めた「専門型ポータルサイト」などもあります。
ポータルサイトは、多くのユーザーを集客でき、場合によっては広告による収益を上げられることも利点です。一方で、作成費用が高額であり、運用方法も多岐にわたることから、スキルがないと運用が難しいサイトでもあります。
企業レベルでポータルサイトを構築する場合の大まかな費用は下記のようなイメージです。
- 検索機能や問合せフォームなど汎用的な機能がついている:50万〜150万
- 顧客管理機能やメルマガ配信機能などもつける:150万〜500万
- サイトが大規模でオリジナル機能も付ける:500万〜
ポータルサイトについては別の記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
Web販売のためのECサイト
ECサイトとは、商品の販売を目的としたサイトです。総務省が発表している「令和3年版 情報通信白書」によると、インターネットショッピングを利用している人の割合は7割を超えており、ECサイトでの買い物が一般的になっていることがわかります。こうした状況から、企業側もインターネットを介した商品やサービスの提供に力を入れています。
(出典:令和3年版 情報通信白書|総務省)
ECサイトには「自社ECサイト」と「モール型ECサイト」があります。自社ECサイトは、自社でサーバーやドメインを用意し、商品を販売します。自社で土地と建物を購入し、そこで販売するイメージです。
一方、モール型ECサイトは複数の企業が同じECサイトで販売します。ショッピングモールなどのテナントに入って商品を販売するイメージです。代表的なモール型ECサイトには「Amazon」や「楽天市場」などがあります。
現在はECサイト構築のCMSなどもあり、こうしたシステムを利用すれば自社で作成することも可能です。ただ、顧客の個人情報を扱うため、セキュリティは強固にする必要があります。
企業レベルでECサイトを構築する場合の大まかな費用は下記のようなイメージです。
- 汎用的なECサイト:100万〜500万
- 注文処理や決済など事業に合わせたオリジナル機能を付ける:500万〜
ECサイトの構築については別の記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
ログインが必要な会員制サイト
会員制サイトとは、会員登録をした場合のみ情報を閲覧できるサイトです。会員以外でも情報が閲覧できるサイトはありますが、会員以外の場合、閲覧できる情報や利用できる機能が限られています。
会員制サイトには、購入に会員登録が必要な「ECサイト」、商品を購入した者が会員となりサポートを受けられる「カスタマーサポートサイト」、社内の人間だけが閲覧できる「社内ポータルサイト」などがあります。
会員制にすることで会員のみのお得な情報を提供したり、会員の好みを把握してより購入確度の高い商品を勧めたりといった戦略が可能になります。一方で、セキュリティを強固にする必要がある、定期的な情報提供をしないと顧客との関係性を築けないといった運用の難しさもあります。
会員制サイトを構築する場合の大まかな費用は下記のようなイメージです。
会員制サイトは付ける機能によって大きく費用が異なるのも特徴です。
- 基本機能のみ:〜20万
- オプションの機能を付ける: 100万前後
- 高度なオリジナル機能を付ける:300万以上
会員制サイトについてはこちらの記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
3. 「サイト規模や独自要件」で変わる作成費用
ホームページの作成費用は、サイト規模や独自要件で変化します。規模や要件によっては、対応できない依頼先もあるため、規模や要件も併せて依頼先を検討することが大切です。ここからはサイト規模と独自要件で変化する作成費用についてご説明します。
サイト規模で費用が変わる
ホームページの作成費用は、サイト規模で大きく変わります。サイトの種類で費用が変わることは先述した通りですが、同じ種類のサイトでもサイトの規模が変われば、価格は変化します。基本的にはサイト規模が小さいほど価格は安くなり、大規模になるほど価格は高くなります。
例えば、特別なこだわりがないコーポレートサイトは、20万~50万円ほどで構築可能です。10ページほどの小規模なものであれば、フリーランスや中小規模の制作会社に依頼することもできます。
しかしページの数が膨大になれば、フリーランスや従業員数の少ない中小規模の制作会社では対応できません。こうした場合には大規模の制作会社に頼む必要があります。大規模の制作会社はクオリティが高い分作成費用も高額に設定されており、最小規模のサイトでも最低100万円は必要で、大規模になると1000万円を超える場合もあります。
独自要件で費用が変わる
独自要件によっても、ホームページの作成費用は変わります。例えば「デザインにこだわりたい」「自社オリジナルの機能を搭載したい」など、一般的なサイトに必要な機能・デザインと違うものを求める場合です。
デザインやクオリティにこだわる場合、写真やイラスト、動画、文章などをすべてプロに依頼することになるため、その分費用がかかります。また機能面では、多言語サイト、ログイン機能、外部システムとの連携など、独自要件が多いほど作成費用が高額になります。
独自要件が多い場合、比較的コストが少ないコーポレートサイトでも、100万円~300万円程度かかることもあります。
ホームページ作成費用の内訳
ホームページの作成費用には、デザインやコンテンツ、コーディングといった実際に形を作っていく作業の他に、構成や打ち合わせなどのディレクション費もかかります。ここからはホームページ作成費用の内訳をご紹介します。
ディレクション費
ディレクション費は、依頼主と制作会社の間に入って要件をすり合わせ、制作の進行管理を行うための費用です。ディレクションを行う人物はディレクターと呼ばれ、フリーランス以外の制作会社では基本的にディレクターがホームページ作成の進行管理を行います。ディレクションが入ることで、要件を的確に把握して、クオリティを担保できますし、制作現場の負担が減ることで円滑な進行が可能になります。
ディレクション費は、ホームページ作成費用から割合で計算されることが多いです。例えば、制作に100万円かかるホームページでディレクション費が20%なら、20万円がディレクション費となり、制作費用と合わせて120万円が総額となります。
ディレクション費は、おおよそ20%が相場です。企業によってはディレクションにかかった日数で、ディレクション費を算出する場合もあります。
デザイン費
デザイン費は、ホームページのUIやフォント、背景を決めるための費用です。基本的にはトップページと下層ページ(トップページの下に来るページ)、派生ページ(下層ページのデザインをそのまま使えるページ)、LPをデザインする費用であり、ホームページ内に使用するロゴやイラスト、写真などの準備が必要な場合は、別途費用がかかります。
デザイン費は前述したページごとに価格が違っており、それらの総額が制作費用になります。トップページは5万~15万円、下層ページは2万~7万円です。下層ページは、トップページの半額程度が相場です。派生ページは1万~3万円程度で下層ページの半額程度、LPは6万~50万円ほどかかります。
またデザインは根本的な変更が発生すると、別途修正費用が発生します。ディレクションの段階でしっかり要望を伝え、制作会社と共通認識を持つことが重要です。
コンテンツ費
コンテンツ費は、ホームぺージ内に掲載する文章や動画などのコンテンツを制作会社に依頼するための費用です。ホームページの集客や販売など、より高い効果を求める場合には専門家に依頼することになります。
ライティングに関しては、SEOやセールスライティングに強いライターに、写真撮影はカメラマンに依頼をしますが、依頼先によって価格は違い、スキルの高いライター、カメラマンほど高額になります。ライターの相場は1ページ1万~20万円、カメラマンの相場は3万~4万円ほどです。
また近年はホームページに動画を挿入することも増えています。動画作成の相場は、15秒ほどで3万~5万円程度です。
コーディング費
コーディング費は、Web上でデザインを反映させるため、HTMLやCSSといった言語でコードを書く作業にかかる費用です。PHPやJavaScriptなどの言語を使えば、動的なホームページを作ることも可能です。企業によってはコーディングも含めて「デザイン」とする場合もあります。
コーディング費の相場は、トップページが1万~3万円、下層ページが8,000~2万円ほどです。またパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットに対応するレスポンシブデザインの場合は、価格が1.5倍程度になります。
システム費
システム費は、システムを構築するための費用です。一般的なものだと、検索機能やお問い合わせフォーム、予約フォーム、ショッピングカートの構築などです。また商用CMSを利用してホームページを作成する場合、商用CMSの利用料もシステム費にあたります。
複雑なシステムほど高額になるため、開発するシステムによって価格は大きく違います。検索機能やお問い合わせフォームなら2万~3万円程度で構築可能ですが、独自性の高いシステムの場合100万円以上かかる場合もあります。
ホームページは作成後にも費用がかかる
ホームページは作成したら終わりではありません。むしろ作成してから上手に運用していくことが、集客の要です。ホームページを維持していく費用、更新をする費用、集客のための費用など、さまざまなランニングコストがかかります。ここからはホームページ作成後にかかる費用をご紹介します。
サーバー・ドメイン維持費
独自でサーバーを借りている、また独自ドメインを取得している場合には、サーバーとドメイン維持費がかかります。サーバーとはインターネット上での「土地」、ドメインは「住所」のようなものです。
サーバーは基本的にレンタルを利用する場合がほとんどで、容量や機能によって価格に差があります。一般的には月額300~5,000円程度です。
ドメインは新規取得と1年ごとの更新の際に費用が発生し、種類で価格が決まります。日本の法人が使用できる「co.jp」は、新規取得で2,000~6,000円程度、更新で4,000~7,000円程度です。ドメインの管理会社を変更する場合には、移管費用もかかります。
なお、co.jpは信用がある分価格が高めに設定されており「.com」や「.net」などのドメインは、比較的安価で利用できます。
保守管理費
保守管理費は、ホームページのセキュリティ強化、CMSのメンテナンスなどにかかる費用です。サイバー攻撃は日々進化しており、CMSなどのシステムも脆弱性をなくしてサイバー攻撃の標的にならないよう常に対応しています。企業側もSSLサーバー証明書を取得する、定期的なアップデートを行う、ログを取得して不正アクセスをチェックするなどの対策が必要です。
保守管理費は、月額5,000〜2万円程度を用意しましょう。特に個人情報を扱うホームぺージの場合、セキュリティ対策は十分に行う必要があります。
更新費
更新費は、ホームページの更新にかかる費用です。制作会社など外部に更新を委託している場合にかかります。簡単なテキストの修正あれば1,000円程度、写真やイラストの差し替え、文章の投稿などは、企業や内容によって大きく差があり、場合によっては月額で2万円程度になることもあります。
更新費用を抑えたい場合には、後述するCMSを導入して更新作業を自社で行うのが良いでしょう。特に更新頻度の高い企業は、更新作業を内部で行うことにより、費用の削減だけでなく更新スピードの向上も見込めます。
集客対策費
集客対策費は、集客のためのマーケティングやSEO対策などで必要となる費用です。中でもホームページが検索上位に表示されるようにするSEO対策は、Web集客を行う上で必須となっています。
制作会社は月額費用を設定して実施する場合と、別途SEO対策費用を設けている場合があり、月額型の場合は固定型と成功報酬型に分かれます。月額型の場合は10万~30万円、成功報酬型の場合は上位表示となった場合に、所定の報酬を支払います。
CMSで作成するホームページ
ここまでご紹介したように、ホームページの作成には多額の費用がかかります。ただCMSを利用することで費用を抑えることは可能です。CMSを利用すれば、作成や更新作業を自社で行えることから、作成や運用に関わるコストを削減できます。ここからはCMSで作るホームページについて、ご紹介します。
CMSとは
CMSとは「Contents Management System」の略で、ホームページに必要なコンテンツを一元管理するシステムです。代表的なCMSは世界で高いシェア率を誇る「Word Press」で、ホームページ作成に関する専門的な知識がなくてもホームページを作成できます。
コーディングによってホームページを作成する場合、それぞれのページを作ってアップロードします。仮に修正が発生した場合、ページの該当する箇所をそれぞれ修正しなければなりません。
一方、CMSはページを表示する際に必要なコンテンツを引っ張り出して表示するシステムです。修正が発生した場合は、コンテンツを修正するだけですべてのページに反映されます。
CMSについてはこちらの記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
CMSでホームページを作成するメリット
CMS最大のメリットは、専門知識がなくてもホームページの作成・更新ができることです。一般的にホームページを作成する際は、HTMLやCSSなどの言語でコーディングを行う必要があり、知識がなければホームページを作成できません。
一方、CMSでは「WYSIWYG(What You See Is What You Get)」という、見たまま編集して表示されるシステムを採用しており、ブログを書くような感覚でホームページの作成・更新ができます。複数のテンプレートが用意されているため、デザインの知識も必要ありません。
また更新作業を自社で行えるようになるため、更新のスピードも加速します。特にホームページでリアルタイム情報を発信したい企業や、多くの情報を発信して集客を行うコンテンツマーケティングを重視している企業にとって、大きなメリットになります。
おすすめのCMSについてはこちらの記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
CMSの導入費用
CMSの導入費用は「導入するCMSの種類」によって大きく変わります。CMSには、ソースコードが公開されているオープンソースと、ベンダーが作成している商用CMSがあり、商用CMSは「パッケージ型」と「クラウド型」に分けられます。パッケージ型はソフトをインストールして使用するタイプ、クラウド型はインターネット上でCMSを利用するタイプです。
オープンソース型は基本的に無料で利用できます。WordPressはオープンソース型のため、WordPressを導入して自社で作成するのなら、かなり費用はおさえられます。
商用CMSは自社でもホームページを作成できますが、商用CMSを利用したホームページの作成を制作会社に依頼することも可能です。その場合は、初期費用として2万~5万円、作成費用は30万~500万円ほどかかります。
CMSベンダーにもよりますが、ランニングコストとして、CMS利用料が月額5,000~3万円ほど必要です。もちろん、ホームページの種類や規模によって、価格は変動します。商用CMSを導入してホームページ作成を依頼する場合には、それなりの費用が必要になるでしょう。
CMSの種類についてはこちらの記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
CMS導入が向いている企業
CMS導入が向いているのは、更新作業を自社で行いたいと考えている企業です。CMSは専門知識がなくてもホームページの更新が可能なため、知識不足でこれまで更新を外部に委託せざるを得なかった企業でも、自社で更新が可能になります。小さな修正なども自社で行えるため、更新にかかっていた費用を削減できるだけでなく、更新スピードのアップも期待できます。
もし更新作業を自社で行いたいと考えているのなら、CMSの提供とホームページ作成、どちらも行っている企業をおすすめします。CMSの使い方指導やトラブル対応など、サポートが充実するため、更新作業をスムーズに行えるようになります。
競合他社と差別化したホームページの作成方法
ホームページの作成を考えている企業の中で、競合他社のホームページを参考にしながら差別化も図りたいとお考えの企業もあるかと思います。
CMSを使ったホームページ作成は、Web制作の専門知識がなくてもページの作成や更新作業が行える反面、デザインはテンプレート化され、機能は汎用的なものが多いため競合他社との差別化が難しい傾向にあります。
株式会社シフトでは、ホームページを閲覧するユーザーの利便性を考慮した設計から、サイト運用者の業務フローに合わせたCMSを構築することで、競合他社とは異なる独自性の高いホームページを制作することが可能です。その理由は600サイト以上に導入されている、自社開発CMS「SITEMANAGE」にあります。
独自性の高いデザインやカスタマイズが可能
シフトが独自開発したCMS「SITEMANAGE」はデザインテンプレートが存在しません。そのため、ホームページのデザインは、一つ一つがオリジナルのもの。
また、Webサービスに必要な100以上の機能を事前に用意し、開発期間を短縮。既存機能で足りない場合はオリジナルで開発することも可能です。
決済サービスや基幹システムなど外部サービスとの連携や、製品数が数万点を超えるような大規模サイトもCMSで構築。システムを設計段階から自社開発したからこその利点です。
SITEMANAGEの紹介資料のダウンロードについてはこちらのページからどうぞ。
とにかく使いやすい管理画面
管理画面の使用感
CMS導入の最大のメリットとしては、Webの専門知識がない人でもサイトの制作や更新ができる事です。
「誰でも使える」をコンセプトに設計されたSITEMANAGEの管理画面は、とにかく直感的で使いやすく、導入企業からはこの高い操作性が好評です。
使いやすさにこだわった管理画面を詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
集客に関することも相談できます
「Webサイトに関する困りごとをワンストップで解決」をモットーにしているシフトでは、ホームページの作成だけでなく、作成後のWeb集客に関しても相談も可能です。GAの解析やSEOの集客施策など、Webマーケティングの支援に関するご相談も受け付けています。
ホームページ製作だけでなく、集客や運用も含めた事例についてはこちらのページをご覧ください。
まとめ
ホームページの作成費用は、決して安くありません。失敗しないためにも、作成したいホームページの内容、規模、適した依頼先など、じっくりと吟味した上で依頼しましょう。