「ホームページを作ったけれど効果が感じられない」と考えている担当者の方もいらっしゃるでしょう。ホームページは作っただけではあまり効果を感じられません。市場やトレンド、ユーザーニーズの変化に合わせて、ホームページの課題を発見し、改善していくことが重要です。
そのためには、まずホームページの「アクセス解析」を行うのが良いでしょう。アクセス解析を行うことで、ホームページの現状を把握し、課題を見つけられます。
本記事ではホームページのアクセス解析における基本情報と、現状把握や課題の見つけ方をご紹介します。
アクセス解析の第一歩はアクセス解析ツールを使うところから。「ホームページから問い合わせを増やしたい」、「ホームページのアクセスの現状を把握したい」などのお悩みのある方は、まずはGoogle Analytics4の設定と分析方法をまとめたこちらの資料をご覧ください。
▼Google Analytics 4の設定と分析方法
目次
そもそもアクセス解析とは
アクセス解析とは、ユーザーの滞在時間や流入経路といったホームページ上での動きや、性別、年齢層、地域、関心などのユーザー属性を分析することです。アクセス解析によってこれらを可視化することで、ホームページが現在抱えている課題を解決し、コンバージョンにつながる施策を行えるようになります。
たとえば、ホームページのアクセス数は多いのに売上やお問い合わせにつながらない場合、購入や問い合わせまでの導線に問題がある可能性があります。アクセス解析を行い、途中離脱の原因について仮説を立て改善することで、購入やお問い合わせにつながる可能性が高まります。改善後に再度アクセス解析を行えば、仮説や改善方法が正しかったのかも分析できます。
ホームページのアクセス解析を行うには、アクセス解析ツールを利用することが一般的です。代表的なアクセス解析ツールは後ほどご紹介します。
アクセス解析を行う3つの目的
アクセス解析は、主にホームページの現状把握と効果測定に利用されます。加えて定点観測を行うことで、目標値の達成度などを知ることも可能です。ここではアクセス解析を行う目的について、ご紹介します。
1. ホームページの現状把握
ホームページの課題を解決するには、ホームページの現状を正確に把握することが重要です。アクセス解析では、アクセス数や滞在時間、直帰率、アクセスしたユーザーの属性などが分かります。どのような人が、どのような行動をホームページ上でしているのかを把握することで、改善に活かすことが可能です。
たとえば、検索から流入してきたユーザーが多くターゲットも想定したユーザーなのに、商品の購入まで至らないケースがあります。この場合考えられるのは、ユーザーは興味があってページを閲覧していますが、購入を阻害する要因があるということです。例としては、購入方法が分かりにくい、購入を決めるのに必要な情報が不足している、会員登録が面倒、利用したい決済方法がない、などです。
ホームページを育てるには、現状を把握して課題を見つけ、仮説を立てて改善策を実施することを繰り返します。現状を把握せず、流行しているホームページのデザインを真似るだけでは、コンバージョンにつながりません。現状把握はコンバージョンを得るための重要な一歩なので、疎かにしないよう注意しましょう。
2. ホームページの施策効果の測定
アクセス解析では、ホームページの施策効果の測定も目的としています。ホームページでは、新しいコンテンツを追加したり、キャンペーンを行ったりすることがあります。こうした施策の効果を測定することで、施策の結果は想定通りだったか、想定と違っていたら何が違っていたのか、どこを改善するべきなのかが見えてきます。
また新しいコンテンツやキャンペーンだけでなく、改善後の効果測定も重要です。改善後に効果測定を行い、結果をホームページに活かしていきます。想定した結果が出ていれば、より多くのコンバージョンを得られる施策を考え、結果が出ていなければ別の仮説を立てて再度施策を実施します。
効果測定については、ツールの使い方が分からない、分析はできても施策が立てられないなどで、測定をしても改善に活かされない場合があります。ツールは実際に利用しながら覚える、自分たちで分からない場合は制作会社やマーケティング会社に相談するなど、柔軟な対応も視野に入れておきましょう。
3. ホームページの定点観測
ホームページの定点観測も、アクセス解析の目的のひとつです。定点観測とは定期的に対象を観察することで、ホームページにおいては定期的にホームページの現状を把握することを言います。週に1回、もしくは月に1回などの頻度を設定して、現状のアクセス数などを確認します。
定点観測を行う目的は、目標の達成度合いを確認するためと変化に素早く気付くためです。
たとえば「3月末までに100万アクセス達成」という目標を設定したとします。もし一切定点観測をせずに3月25日を迎え、初めて「あと30万アクセス足りない」と気付いても、目標達成の施策を実施するには時間が足りません。
しかし月に1回定点観測をしていれば、放っておくと目標達成ができないことにいずれかの時点で気付き、具体的な施策を採ることが可能になります。このように、目標値の達成度合いを定期的に確認することで、目標達成の可能性が高まります。
また、定点観測は変化に素早く気付くことも可能です。変化にいち早く気付ければ、原因を突き止めて改善に活かせます。
たとえば、ホームページのアクセス数が急増した場合の要因は、発信したコンテンツやキャンペーン、ニュースなどの外部要因、アクセス解析ツールや検索エンジンのアルゴリズムの変更などが考えられます。もしコンテンツが良質でアクセス数が伸びているのなら、関連する内容のコンテンツを、質を維持して発信することで、今後もアクセス数を増やせる可能性があります。
アクセス解析で分かること
アクセス解析では、ホームページのトラフィック状況はもちろん、閲覧しているユーザーの属性や流入経路なども分かります。これらを分析してホームページの改善に活かしていきましょう。ここではアクセス解析で分かることを詳しくご紹介します。
1. ホームページのトラフィック状況
アクセス解析ではホームページのトラフィック状況が分かります。WebマーケティングにおけるトラフィックとはPV数やユーザー数など、ユーザーがホームページへアクセスした際の、さまざまな数値の総評です。具体的には、以下のようなものがあります。
- ユニークユーザー(UU)数:ホームページにアクセスしたユーザーの数
- セッション数:サイトの訪問回数。ホームページにアクセスしてから離脱するまでが1セッション。
- PV数:ホームページにアクセスしたユーザーが閲覧したページ数
- 滞在時間:ホームページや各ページに滞在した時間
- 直帰率:1ページのみ閲覧してホームページを離れたユーザー率
アクセス解析では、これらの情報をホームページ全体と各ページで把握できます。
トラフィックの質と量はコンバージョンやSEOにも大きく影響します。閲覧ユーザーの属性と併せて分析を行うことで、良質なホームページを作成できます。
2. 閲覧ユーザーの属性
アクセス解析では、閲覧ユーザーの属性も分かります。代表的なアクセス解析ツールであるGoogle Analyticsでは、以下の情報を把握できます。
- 年齢:ユーザーの年齢層
- 国:ユーザーがアクセスした国
- 都市:ユーザーがアクセスした都市・市町村
- 地域:ユーザーがアクセスした地域
- 言語:ユーザーが使用する言語
- 性別:ユーザーの性別
- インタレストカテゴリ:ユーザーの興味関心
- デバイス:ユーザーがアクセスしているデバイス
これらの情報を把握し、想定したターゲットに閲覧されているかを確認しましょう。もし想定したターゲットのアクセスが少ない場合は、コンテンツの内容や広報、デバイスなどがターゲットに合っていない可能性があります。
特にスマホユーザーが増えた現代では、アクセスしているデバイスは非常に重要です。スマホからのアクセスが多い場合には、スマホに合わせたホームページの作成・改善を検討しましょう。
3. ユーザーの流入経路
アクセス解析を利用すれば、ユーザーの流入経路も判明します。流入経路とは、ユーザーがホームページにアクセスする際の経路です。アクセス解析で分かる主な流入経路は以下です。
- 検索エンジン:GoogleやYahoo!などでのキーワード検索。検索したキーワードも分かる
- 広告:リーディング広告やディスプレイ広告などをクリックしてアクセス
- アフィリエイト:アフィリエイトサイトなどからのアクセス
- メール:メルマガなどのメールからアクセス
- SNS:XやFacebook、LINEなど、SNSからのアクセス
- 外部サイト:外部サイトのリンクからアクセス
- URLを入力:直接URLを入力、もしくはブックマークからアクセス
流入経路を把握し、ユーザー属性などと絡めて考えることで、より詳細にユーザーの動向をイメージしやすくなります。ユーザーの動向がイメージできれば、ユーザーの求める情報も見えてくるため、アクセス数やコンバージョンの増加につなげやすくなります。
代表的なアクセス解析ツール
アクセス解析を行うには、アクセス解析ツールを利用することが一般的です。ここでは、代表的なアクセス解析ツールである「Google Analytics」と「Google Search Console」についてご紹介します。
Google Analytics(グーグル・アナリティクス)
Google Analyticsは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。2023年10月現在は、2020年にリリースされた「Google Analytics 4プロパティ(GA4)」が提供されています。アクセス解析ツールの代表格とも言えるツールで、世界中のホームページで利用されているツールを調べられる「built with」では、Google Analytics を利用している日本のホームページは、2024年10月現在でおよそ83万件あるとされています。
Google Analyticsは、トラフィックやユーザー属性、流入経路が分かることはもちろん、AIを利用した将来予測や、アクセスするデバイスが変わっても同一ユーザーと見なすなど、高性能な機能が無料で利用できます。
Google Analyticsを導入するには、Googleアカウントを利用してGoogle Analyticsに登録し、トラッキングコードを設置するだけです。
Google Analyticsの具体的な導入方法や使い方についてはこちらの資料にまとめています。気になる方はぜひご一読下さい。
▼Google Analytics 4の設定と分析方法
Google Search Console(グーグル・サーチ・コンソール)
Google Search Consoleは、Googleで検索した際のホームページの検索結果を分析できるツールです。特定のキーワードで検索した際の掲載順位やクリック数などが分かります。また被リンクの状態やホームページの課題なども把握できます。
Google Analyticsは「アクセス後」のデータであるのに対し、Google Search Consoleは「アクセス前」のデータです。そのため、アクセス前のユーザー行動を分析することでアクセス数増加につなげられます。SEO対策を行うにも重要なツールです。
Google Search Consoleを導入するには、Google Analytics 同様、Googleアカウントを利用してGoogle Search Consoleに登録します。
Google Search Consoleの具体的な導入方法や使い方についてはこちらの資料にまとめています。気になる方はぜひご一読下さい。
▼Google Search Consoleの設定方法と主な使い方
アクセス解析とホームページ改善の流れ
アクセス解析はホームページを改善するための手段です。アクセス解析でホームページの現状を把握し、課題を見つけ出して施策を実施しましょう。ここではアクセス解析からホームページを改善するまでの流れをご紹介します。
1. 達成したい目標数値の設定
アクセス解析を行う前に、目的を達成するための目標数値を設定しましょう。目標数値を設定しておくことで自社が行うべき施策や期限が見えてきますし、制作会社にも改善依頼がしやすくなります。
目標数値は、ホームページの目的に合ったものを設定することが重要です。たとえば「集客」を目的としている場合、お客様を増やすための目標数値を設定します。問い合わせや資料請求、セミナー参加者数などは集客において重要な指標となるため、これらに対して目標設定を行うと良いでしょう。
また目標設定には、最終的な目標であるKGI(Key Goal Indicator)と、KGIを達成するためのKPI(Key Performance Indicator)があります。基本的にはKGIを最初に設定し、KGIを達成するには、いつまでに何をどのくらい達成している必要があるのか(KPI)を考えます。
たとえば「3月末日までにお問い合わせの件数を2,000件にする」というKGIを設定した場合、問い合わせ数に対してのPV数などから「月に○○PVが必要」などの数値を導きだし、KPIとします。
この際に大切なことは、必ず数値と期限を決めることと、無理な目標設定をしないことです。具体的な数値と期日があることで達成率が分かりやすくなり、社内共有もしやすくなります。また無理な目標設定は従業員のモチベーションを下げ、目的達成がしにくくなるため「ギリギリ達成可能な目標」にすることが大切です。
2. 現状の把握
目標数値を設定したら、アクセス解析ツールからホームページの現状を把握します。ホームページの現状を把握することで、ホームページの問題点を正確に洗い出せます。
ホームページの問題点はそれぞれ違いますが、主なものとしては
- アクセス数が少ない
- ターゲットがホームページを訪れていない
- 滞在時間が短い
- 直帰率が高い
- コンバージョンが少ない
- リピート率が低い
などがあります。
現状把握の際には、目標数値との乖離に着目しましょう。目標数値を達成できている場合は問題ありませんが、目標数値が達成できていない箇所は課題として対策を立てる必要があります。
現状把握は経験や勘などではなく、実際の数値を見て正確に把握することが重要です。特にホームページ作成においては新しい技術が開発されたり、ユーザーの意識が変わったりと常に技術とニーズが変化しています。そのため、以前上手くいったからといってまた上手くいくとは限りません。過去の成功にとらわれず、現在の状況を冷静に分析することが大切です。
3. 仮説を立てる
現状を把握したら、達成できていない目標に対して仮説を立てます。仮説とは「目標達成ができていない理由」です。考えられる仮説を複数上げていきましょう。
たとえば、直帰率が高い場合は「目的の情報がないと思った」「内容が分かりにくい」などのほか「すぐに目的の情報が見つかった」という理由も考えられます。仮説を立てるには経験や知識も必要になるため、慣れないうちは事例などを検索して調べてみるのも良いでしょう。
仮説を立てる際に大切なことは「ユーザー目線になること」です。お客様のつもりで自社のホームページを利用し、利用しにくいと感じた部分や疑問を感じた部分などを挙げていきます。家族や友人に利用してもらって、意見を求めるのもひとつの方法です。
4. アクセス解析で仮説の検証
次にアクセス解析を行って、仮説を検証します。仮説を立てた箇所について、アクセス解析ツールから詳細な情報を調べましょう。
たとえば、お問い合わせや資料請求が少なく、フォームに問題があるという仮説を立てたとします。この場合、フォームに辿り着くまでの導線とページごとのアクセス数を調べましょう。もしフォームまでは順調にアクセスがあるのに、フォームのページで離脱が高くなっていた場合、フォームのページにお客様が離れてしまう原因があると立証できます。もしフォーム前のページでアクセス数が減っている場合には、サービス紹介やフォームまでの導線が分かりにくいなどの原因が考えられます。
仮説を検証する際には、特に以下の2点に配慮しましょう。
過去データとの比較
仮説を検証する際には、過去データと比較しましょう。ホームページはキャンペーンや施策によって、一時的にアクセスが伸びたり、減ったりすることがあります。そのため、日単位の比較をしても参考になりません。
週単位や月単位、場合によっては年単位でデータを見ることで、より正確に自社ホームページの傾向が分かります。中長期的な視点で比較することが重要です。
外的要因の把握
ホームページの仮説検証では、外的要因の把握も大切です。ホームページのトラフィックが外的要因で大きく変化する例は多く見られます。
外的要因は、競合が行うキャンペーンやメディアの報道、法律による市場の変化などが一般的です。近年では新型コロナウイルスの流行によって、旅行業の需要が減るなどの現象もありました。
外的要因は自社が要因ではありませんが、事前に市場の状況やトレンド、競合の動きなどを知っておくことで、自社に影響を及ぼす要因を把握できます。自社内のデータのみに注目するのではなく、こうした外的要因も視野に入れておきましょう。
5. 改善施策を実施する
仮説を立証できたら、改善施策を立てて実施します。
たとえば仮説の検証でフォームに問題があることが分かった場合は、フォームの修正を行います。フォームの修正では「入力の仕方が分からない」「別ページへのリンクがあってそちらに流れてしまう」「そもそも入力が面倒」などの理由が考えられるため、入力例を記載する、他のリンクは省く、入力の項目を減らすなどの改善を行います。
またよく見られているページに誘導したい、コンバージョンにつなげたいなどの場合は、CTAボタンを設置する方法も有効です。CTAボタンは他のボタンよりも目立つような色、大きさで設置すると良いでしょう。キャッチ―なマイクロコピーを付けるのも効果的です。
改善施策を実施する際には、結果の仮説を立てながら実施しましょう。結果の仮説を立てることで、効果測定がしやすくなります。
6. 改善施策の効果測定
最後に改善施策の効果を測定します。施策を実施した部分に対し、以前より改善されているか比較しましょう。
たとえばフォームの改善を行った場合は、確認画面へのアクセス数は増加したか、CTAボタンを設置した場合にはCTAからのページアクセスが増加したかを確認します。
もし効果が出ていない場合は、再度別の仮説を立て改善施策を実施しましょう。
アクセス解析と課題の見つけ方
ホームページの改善は、アクセス解析で課題を見つけることがスタートです。ここからは実際のGoogle Analyticsの画面を使い、アクセス解析と課題の見つけ方をご紹介します。
1. ユーザーの流入経路は?
まずはユーザーの流入経路を調べましょう。Google Analyticsでは、検索エンジンやSNS、各種広告、メール、ブックマークなどの流入元を知らせてくれます。
ユーザーの流入経路を確認
GA4で見たユーザーの流入経路
ユーザーの流入経路を確認するには、Google Analyticsのメニューから「レポート⇒集客⇒ユーザー獲得」を確認します。この画面では、チャネル(参照元やメディアによってジャンル分けされたグループ)によって流入経路が表示されています。
ここでは、流入経路による課題を見つけられます。
たとえば、上記の画面上で2番目に表記されている「Paid Search」とは、リスティング広告のことです。リスティング広告からの流入が多く「Organic Search(GoogleやYahoo!などからの検索)」の流入が低い場合、自然検索での流入が少なく、広告の流入に頼っていることになります。
広告を出稿するには、当然コストがかかります。今後もリスティング広告からの流入に頼ったままホームページを運営していくには、資金力がないと難しいでしょう。このことから、自然検索でも集客ができるようにした方が良いという課題を見つけられます。中長期的にSEO対策を行って、自然検索での流入を増やせるようなホームページを目指すと良いでしょう。
2. ユーザーの使用デバイスは?
ユーザーの使用デバイスも、ホームページ改善において重要な要素です。Google Analyticsでは、ユーザーがアクセスしているデバイスがパソコンか、スマホか、タブレットかが分かります。
ユーザーの使用デバイスを確認
GA4で見たユーザーの使用デバイス
ユーザーの使用デバイスは、Google Analyticsのメニューから「レポート⇒テクノロジー⇒概要」で確認できます。
基本的にBtoBの商品を扱うホームページはパソコンから、BtoCの商品を扱うホームページはモバイル端末からのアクセスが多いとされています。もしBtoCの商品を扱っているのにモバイルからのアクセスが少ない場合、モバイル用のホームページに問題がある可能性があります。モバイルでも見やすいホームページを作る、表示速度を速くするなどの対策を行いましょう。
3. ユーザーはどのページを見ている?
ユーザーが見ているページを分析し、内容を改善することも、ホームページの運用において重要です。Google Analyticsでは、ページごとのアクセス数やエンゲージメント時間などを確認できます。
ユーザーが見ているページを確認
GA4で見たユーザーの閲覧ページ
ユーザーが見ているページはGoogle Analyticsのメニューから「レポート⇒エンゲージメント⇒ページとスクリーン」で確認できます。表示回数やアクティブユーザーの数などが表示されます。
もし見てほしいページの閲覧数が少ない場合には、見られる内容に変更しましょう。ユーザーニーズを考え、求められている情報を提供することが大切です。
アクセス解析はまず現状把握が重要
アクセス解析はホームページの正しい現状を把握するための第1歩です。また、アクセス解析後に実施する施策についてはSEOが関連することも多く、専門知識を必要とすることがあります。
ホームページの運用、SEO対策にお悩みの方へ
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まとめ
ホームページの現状を把握し改善していくためには、アクセス解析は必須とも言えます。ホームページで思うように効果が出ていない場合は、アクセス解析で課題を見つけましょう。課題を見つけて改善施策を実施し評価することを繰り返していくことで、ホームページは徐々に育っていくでしょう。