「CMS」と「スクラッチ開発」について

CMS,スクラッチ開発

こんにちは、株式会社シフト データアナリスト担当『H』です!

格安スマホで有名な「mineo」は、8月11日に「mineoショップ 秋葉原」サポートセンターをオープンします。

プランの変更やSIMカードの再発行も行ってくれるそうです。

格安スマホがいかに勢いがあるかが分かりますね!

本日のテーマは、「CMS」と「スクラッチ開発」についてご紹介させていただきます。

テーマ:「CMS」と「スクラッチ開発」について

1.「スクラッチ開発」について

2.「CMS」と「スクラッチ開発」の比較

3.「CMS」と「スクラッチ開発」の良いところ取り『商用CMS』の強みとは

4.まとめ

1.「スクラッチ開発」について

「スクラッチ開発」とは、完全オリジナルでゼロベースで作成する方法を指します。

自社内のフローなどに合った機能開発なので自社で使うには柔軟で情報設計が可能になり、全て自社にあった機能や複雑なシステムでも対応できる点が「スクラッチ開発」の最大の強みになります。

既存の「CMS」ではカスタマイズで対応したりしますが、ある部分が機能的に使いにくかったり、不要な機能があったりするケースがあります。

予算感では既存の「CMS」が費用を抑えることができますが、「スクラッチ開発」ではオリジナルということもあり費用が非常にかかるのが一般的です。

費用面だけ見ると既存の「CMS」が良いかもしれませんが、既存の「CMS」の操作方法などを一から学び直す手間やコストを考えると「スクラッチ開発」が良いケースもでてきます。

既存の「CMS」ですとバージョンアップされると操作性が変わったりすることがありますが、「スクラッチ開発」だと開発者がいるので「サポート」を受けられたりするなどの恩恵もあります。

現状のシステムが複雑で、既存の「CMS」の導入では難しいという課題をかかえている企業さまであれば「スクラッチ開発」を検討する必要があるかと思います。

「スクラッチ開発」は、完全オリジナルの開発方法です。自社にあったものを作成できるという利点があり、複雑なシステムを抱えている企業さまには合った開発方法と言えます。

しかし、費用面を考えると既存の「CMS」には敵いません。
手間や操作性を検討して、既存の「CMS」導入ではまかなえない場合には「スクラッチ開発」を検討の余地があります。

「CMS」と「スクラッチ開発」には、どちらにも「メリット」「デメリット」があります。

次に、「CMS」と「スクラッチ開発」の比較をしてより理解を深めていきましょう。

2.「CMS」と「スクラッチ開発」の比較

「CMS」と「スクラッチ開発」をいくつかの項目に分けて比較していきましょう。

【CMS】

◆ライセンス費用◆

無料
※有料のケースもあるが基本的には無料が多い


◆拡張性◆

オープンソースなので数が多くある。無料なので拡張性は高い

◆共有◆

全世界にユーザーが使用していることから、認識の共有は比較的可能
プラグイン毎で見ると、使用されているプラグインは共有ができるが
未使用プラグインは共有が難しい

◆サポート◆

受けられない
※オープンソースで世界中で開発者がいるので、難しい場合が多い
※プラグインを導入した担当者のリテラシーが求められる


◆信憑性◆

プラグイン毎の動作保証がない
あまり使用されていないプラグインの場合、信憑性は低くなる


◆バージョンアップ◆

バージョンアップなどの際の対応は、自己責任になる

【スクラッチ開発】

◆ライセンス費用◆

有料


◆拡張性◆

カスタマイズや仕様変更になるので、その分のコストと工数はかかる

◆共有◆

自社開発の場合は、共有は簡単に可能

◆サポート◆

受けられる
運営会社からのサポートやマニュアル、レクチャーは対応可能


◆信憑性◆

運営会社が動作やテストを実施し、保証されている


◆バージョンアップ◆

運営会社がバージョンアップを実施

ライセンス費用だけを見ると既存の「CMS」が非常に魅力的に見えますが
これに加えて開発費や年間保守契約料もかかってきます。

運用していく上で必ず発生するコストがあります。

自社で行うとは言ってもリテラシーが高い人材が居ないと、運用も外部に任せるケースもでてきます。
ある程度のリテラシーがある人材が居るケースでも担当者の育成や退職に伴う引き継ぎ作業、マニュアル作成などのコストも考慮の上で既存の「CMS」を選択していく必要がでてきます。

目先の費用だけを考慮するのではなく、リリース後のコストを考えていく必要があります。

「スクラッチ開発」ですと、費用面を見ると非常にかさみますがサポートや信憑性、バージョンアップを見ると自社開発なのできちんと対応してくれることが分かります。

コストと費用感を検討していき、どちらが合うかを決めていきたいところです。

次に、「CMS」と「スクラッチ開発」の良いところ取り『商用CMS』の強みをご紹介させて頂きます。

3.「商用CMS」とは?

「商用CMS」は、「CMS」と「スクラッチ開発」の良いところ取りと考えて問題ありません。

「CMS」であるものの「カスタマイズ」をして自社に合った「商用CMS」を構築ができます。

また既存「CMS」で問題があった「サポート」や「プラグインの信憑性」「バージョンアップ」は運営会社が行うので「セキュリティー」「脆弱性」は非常に高いものとなっております。

「セキュリティー」「脆弱性」が高い分、費用面や拡張性などは「スクラッチ開発」のようにかかります。

「CMS」のような拡張性が高く、「セキュリティー」「脆弱性」も高いので自社システムに調和した構築が可能です。「商用CMS」であれば、「スクラッチ開発」でしかできなかったシステムを実現することができます。

「商用CMS」は、「CMS」ながらも「スクラッチ開発」でしか実現できなかったシステムを御社に合わせた形でのシステム構築が可能となっております。

弊社では「商用CMS」を開発し、導入実績も400社越えの実績とノウハウがあります。加えて、マーケティングにも強い「商用CMS」なので多方面でご導入いただいております。

既存「CMS」か「スクラッチ開発」で検討していましたら、ぜひご相談ください。

まとめ

1.『CMS』の「自社開発」について増加している案件は、オーダーメイド商品のサイト

2.「自社開発」での流れとして、一環として言えるのは「セキュリティ面」が高く「スピード感」が早い

3.「オーダーメイド商品」のシステム開発とサイト構築のポイントはサイトそれぞれで異なる

本日のブログで、「CMS」と「スクラッチ開発」の比較について理解していただけたら幸いです。

「CMS」か「スクラッチ開発」か検討している

「商用CMS」を検討している

現状の複雑なシステムのリニューアルを検討している

まずは一度、ご相談頂ければご対応させて頂きます。

ご不明点などあればお気軽にご連絡頂ければと思います。

お問い合わせはコチラ

『CMS』の情報について、連載していきますのでぜひこれからも読んでいただければ幸いです!

ご相談をお待ちしております。お気軽にご相談ください。

お電話でのご相談窓口

03-5847-1281

(受付時間:平日 9:30-18:00)

この記事をシェア

X FaceBook hatena

おすすめの記事

RFP(提案依頼書)とは?資料の構成や書き方、注意点を解説!

CMSとCRM連携で変わるデータ活用法と具体的なWeb戦略を解説

CMSとCRM連携で変わるデータ活用法と具体的なWeb戦略を解説

最適なCMS選びから始めるECサイト構築のポイント

最適なCMS選びから始めるECサイト構築のポイント

CMSの種類はいくつある?知っておきたい特徴とその選び方とは

CMSの種類はいくつある?知っておきたい特徴とその選び方とは

この記事をシェア

X FaceBook hatena